トップページ>治癒疾患例

頭痛

<対処法>
風邪によるもの、寝不足によるもの、あるいは筋緊張性の頭痛も頸椎のズレによって首廻りの頸部筋肉が凝り、
筋肉連鎖から頭部の筋肉に影響して、頭痛を引き起こしています。
寝不足は頭部に凝りを作り、偏頭痛は痛みを訴える方の側頭部や頸部の首廻りの筋肉群にきつい凝りがあります。
痛みのある方の側頭部筋や首廻りの筋肉群の凝りをよく弛めて、首の骨を矯正すると頭痛は解消されます。


肩こり

<対処法>
肩凝りは直接、肩の筋肉を弛めるよりも背筋群と内臓、そして肩甲骨周辺部の筋肉を弛緩すると効果的です。
棘上筋にもコリが残っている事があるので、その際は棘上筋も弛めます。
又、肩甲骨周囲に凝りがきつい時は、手の三陽経(甲側)も弛めます。
肩凝りは骨格のズレを矯正し、内臓強化をする事によって根本的な体質の改善が可能となります。


寝違い

<対処法>
長時間首を曲げて一方の筋肉を過度に伸ばしている為に炎症が起こり、首を動かすと痛みが出るので
首周辺の筋肉を良く弛めてから、頸椎の矯正を行います。


ぎっくり腰

<対処法>
筋肉の疲労が積み重なった結果に何かが引き金になって激痛が起こったものです。
急性腰痛と呼ばれますが、実は急性ではなく、その時までの蓄積腰痛なのです。
骨格のズレが伴っている腰痛も、多くは内臓のコリ(内臓疾患や機能低下)が背部筋及び大腰筋、腹部筋のコリとなって
腰部への負担となり腰痛を引き起こします。特に大腰筋は深層にある筋肉なので内臓の影響を受けやすく、
又、腎臓の後部腰椎に起始部を持つ為、腎臓疾患によっても筋肉の凝りを生じます。
骨のズレはなく、頸部の芯の凝りが背部側にある最長筋や大腰筋、外腹斜筋のきつい凝りとなって起こっている事もあります。


膝関節炎・膝内症

<対処法>
膝関節炎は、ころんだり、打撲によっても引き起こしますが、膝に炎症や痛みが起こり、
階段などを下りる時や立ち上がり時に痛みを感じ始め、進行すると可動範囲の制限も起こります。
膝関節炎の多くは、骨盤や股関節のズレから発生し、又、これらの骨格のズレを伴っています。
膝内症は半月板の損傷の場合、筋肉のアンバランスの凝りによって生じ、筋肉の萎縮が原因しています。
膝関節周辺部の痛んでいる経絡を特定し、その経絡上の筋肉の凝りを探りよく弛めます。


変形性膝関節症

<対処法>
肝経の経路上にコリがきつく、萎縮により関節が詰まってその圧迫で軟骨が摩耗します。
広筋膜や外股筋にコリがきつくても、筋肉の萎縮によって股関節が外へ引っ張られるので、下肢は内側へ曲がりO脚に変形します。
従って、広筋膜か外股筋をよく見て、弛める事を行い、膝裏にある十字靱帯の委中穴を弛める事によって、
膝関節の矯正が可能となり圧迫が取れます。
尚、X脚に変形している場合は、十字靱帯の凝りによって膝関節が押し出されて脱臼しているので、
十字靱帯を弛めてから下腿部を押し上げるように矯正します。


膝関節水腫

<対処法>
骨盤の歪みや股関節が亜脱臼をしている場合が多く、その為に膝に負担が大きく掛かり二次的原因によって炎症が発生します。
膝の裏側と膝頭の下の関節包の中に液が溜まります。
筋肉の凝りを弛めて、骨格の矯正を行ってから、血液が心臓へ戻りやすいように、足を少し高い台に乗せて股関節へ向かって、
絞り出す感じで、関節水腫液の処理をします。
体内では、増えた関節水腫液をリンパ球が処理をするので、鼡径リンパ腺も弛めます。
整形外科等では、注射器で関節の水を抜いて滑液に替わる薬を注射する事がありますが、頻繁に行うと関節組織が破壊されます。
理由として骨端軟骨は、滑液から栄養を受給しており薬ではその役割を充分に果たせず、
軟骨壊死が起こり、根本的な炎症の原因を取り除いていない為に、繰り返し水が溜まってしまいます。


O脚・X脚

<対処法>
O脚は内側の筋肉の引っ張りがきつく、筋肉の縮みによって関節の内側が詰まる為ですが、
股関節の外転が原因しても起こる事があります。
その場合は外転筋、つまり下肢の外側の筋肉(三陽経)も弛めます。
胃経の外股筋のコリは、縮みによって膝が少し外側へ吊り上がる為に、O脚になる人もいるので、胃経ほぐしも含めます。
X脚は外側筋肉のコリがきついので足の外側筋肉群を弛めますが、膝の裏にある十字靱帯の凝りが
内側から張り出して脛骨・腓骨を押し出して脱臼したり、関節を浮かせて変形している事があります。